守破離とは
守破離(しゅはり)とは茶道や華道、武道の世界で、初心者として一から学びはじめ、自分なりの方法を確立するまでの過程をあらわした言葉です。
守破離はスポーツや学問、ビジネスなど、幅広い分野に通じる考え方でもあります。
- 守:師や流派の教え、型を忠実に守り、基礎を確実に身につける段階
- 破:自分に合ったより良い方法を模索するため、守で学んだことを破る(やぶる)段階
- 離:守で学び、破で自分なりの方法を身につけた者は、型から離れて自在となり、独自の新しいものを生み出す。
多くの場合ないがしろにされてしまうのが基礎、すなわち守の段階でしょう。
しかし、守の段階でしっかり基本となる型を身につけ、土台をつくらなければ、その先にあるものはすべて「形無し」となってしまいます。
一流の人びとの技術はしっかりとした型に支えられ、ゆえに「型破り」で人々を魅了するパフォーマンスを発揮することができるのです。
もしも何か目指すものがあるのなら、守破離の概念を取り入れれば、まだ誰も見たことのない境地に達することができるかもしれません。
参考ブログ:モチラボ
参考:超一流になるのは才能か努力か?