選択と集中
人生において、何か成しとげたいことや、達成したい目標はあるでしょうか。
考え出すときりがないかもしれませんが、あれもこれもやろうとしても、効率が悪くなるだけで中途半端なものしかできないでしょう。
時間は有限ですし、体は一つしかありません。
流行りのマルチタスク(複数のことを同時に処理すること)をしようとしても、人間の脳にそれは不可能ですし、切り替えることも困難です。
何かを成しとげたいのなら、自分が本当にやりたいことが何かを考え、選択し、それに集中する必要があります。
もちろん、結果は後からしかついてきませんし、成果が出るかもわかりません。
それでも、限られた時間と労力を最大限活かすには、望まないものを捨て、望むものを選ぶ勇気も必要です。
孤独であることの強さ
最大限なにかに集中したいのなら、集団作業よりも単独作業のほうが効率がよくなります。
なぜなら、人の集中力や生産性を阻害する最大の要因の一つに、邪魔が入る、という単純なことがあるからです。
例えば、テスト勉強を友達と集まってやったはいいがほとんどはかどらず、これなら家で一人で勉強した方がよかった…というようなことは多くの人にとって共通の経験ではないでしょうか。
さらに、集団での作業は全体の管理や人間関係の維持、絶えず起こる意見の対立やその調整、などなど、多大なエネルギーを消費します。
そのため、やりたいことに最大限のエネルギーを注ぎこむことができません。
つまり、集団作業が創造性を殺すこともある、ということです。
ですので、何か成しとげたいことがあるのであれば、一人でやることが大切です。
仲間を頼らず、一人で何かに取り組むのは孤独に感じるかもしれません。
しかし、だからこそ、人間関係や余計な問題にエネルギーを奪われることなく、本当にやりたいことに集中することができます。
結果として、孤独のなか独力で取り組むことが、何かを成すための強力な方法となりうるのです。
参考:残酷すぎる成功法則
GRIT やり抜く力
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