探検行動とは
探検行動とは、周囲の状況を探ること、わからないことを確かめ、理解しようとする行動のことです。
探検というと、ジャングルや洞窟の中を歩き回るイメージですが、よくわからない、という状況は身の回りの日常生活にもあふれています。
例えば、どんな仕事に就こうか、会社のプロジェクトをどのように進めていけばいいのか、家族を幸せにするにはどうすればいいか、などなど世の中はよくわからないことだらけです。
わからないことに対して、それを理解しようと行動する、すなわち探検行動をするのは簡単なことではありませんし、問題を見て見ぬふりしたり、わざわざ詳しく調べたりせず、ただ流されるままに行動してしまう、なんてことも珍しくありません。
ですが、それでは世の中の理解は深まりませんし、ただ流されるままに行動するのは退屈でつまらないことでもあります。
探検行動で困難を乗り越え、成長し、周囲を助ける
私たちは子どものころ、探検という言葉に心を躍らせ、外に出れば大人の制止も振り切って積極的に探検行動をしていたはずです。
なにせ子供にとっては世界のほとんどが未知であり、見るもの触れるものすべてに新鮮な驚きと発見がありました。
しかし、よくよく周囲を見渡せば、大人にとってもこの世界は相も変わらずわからないことであふれていることに気が付きます。
ここは一つ、世の中をジャングルや洞窟、秘境に佇む遺跡に見立て、子どもの頃のように探検行動をしてみるのも面白いかもしれません。
身の周りの問題やわからないことに向き合うことは、自分を成長させ、きっと人生をより豊かなものにしてくれるはずです。
さらに探検行動は、困難な状況にあっても物事を前に進めるのに役立ち、それが身のまわりの人たちにも恩恵をもたらします。
結果として、探検行動をする人は周囲の人びとから信頼や尊敬を集めるようになっていくのです。